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2017/05/21

soulsmith of kingdom ost #03

王国のソウルスミス OST

3曲目の今回は
オープニング曲「はじめは銅のダガーから」です。





曲名は文字通り「銅のダガー」から付けています。
作中では初心者が最初に扱う武器として登場します。

老舗の鍛冶屋という古風な雰囲気と
1から始めよう、というニュアンスが出るように、
使う楽器やコードは原始的なものをイメージしました。
(あくまでイメージです。厳密ではありません。)

また、最近のシリーズのオープニング曲は、
少しのんびりした三拍子のリズムで作っています。

主人公の幼さ(未熟さ)を表現したい時に、
無邪気な雰囲気が出る三拍子リズムを採用することが多いです。


新しいことを始めて戸惑った時のBGMにいかがでしょうか?


さて、突然ですが、今回から新しい企画を始めます。

その名も、「晴れ曇テーマコレクション」

私が担当した晴れ曇シリーズ6作品+αのBGMおよそ60曲から
特定のテーマを持つ楽曲を集めて
連続で聞けるようにしたミニ音楽集を、不定期で配信いたします。


第1弾のテーマは「のんびり三拍子」です。
まったりした無邪気な気分に浸りたい時のBGMにいかがでしょうか?




それでは、また1週間後にお会いしましょう。

2017/05/14

soulsmith of kingdom ost #02

王国のソウルスミス OST

2曲目の今回は
タイトル曲「旅のお供にこの剣を」です。





曲名は「旅人の剣」をイメージしたものです。

主人公は旅暮らしでもしていそうなユニークな服装なので、
そこからインスパイアされた民族ポップです。


「世界を旅したい」という産声を町に響かせながら、
鉄の塊はやがて剣へと成長し、
同じく旅に憧れる人間と共に広い世界へ向かう
という小さな冒険浪漫を、
優しい民族楽器でやや穏やかに描きました。


0:53あたりと1:06からのサビに「上がって下がる5音」がありますが、
これが今回のサントラのライトモチーフとしてすべての曲に登場します。

(前回の春のテーマにも分かりにくいですが実はありました。)


憧れていることに挑戦する勇気がほしい時のBGMにいかがでしょうか?


それでは、また1週間後にお会いしましょう。

2017/05/07

soulsmith of kingdom ost #01

ご無沙汰しております。
そしてお待たせしました。

「王国のソウルスミス OST」配信スタートです!
毎週1曲ずつ配信していきますので、今年もお付き合い下さい。


「王国のソウルスミス」とは:
http://inutoneko.jp/game/016_soul/soul_top.html


説明が長くなるので、とりあえずミュージックスタート!(笑)


1曲目は春のテーマ「キングダムソード」です。






最初に、サントラ全体のテーマについて説明します。

初期構想段階では、なんと
「鉄を感じる武骨な少し男臭いイメージ」
というキーワードでスタートしていました(笑)

その後の調整で女性的な面を押し出す形に変更されましたが、
一部はそのまま残り、
最終的にテーマはこうなりました。

「笛と打楽器を中心としたオーケストラ隊で表現する
 メタリックでストイックでエスニックなミスティックガール」

何これ長すぎぃ。


ただし、「オーケストラ隊」と言っているものの
オーケストラ曲らしいオーケストラ曲は
今回の春のテーマを含めて、実は8曲中2曲しかありません。

他は、笛を中心とした楽器音がオーケストラのように響き合う、
様々なジャンルの音楽となっています。

展性や塑性などの金属が持つ多彩な特性、
ふいごや鍛錬などの鍛冶の緻密な工程、
多様な性格の登場人物との触れ合い、
そういった様々な要素が絡み合った複雑な作品を表現するために、
メインのジャンルをひとつ据えるのを
今回はあえて避けることにしたのでした。


また、
主人公の普段の消極的な性格と
時折見せる鍛冶に対する情熱を表現するべく、
どの曲にも少し影を含ませつつ
激しく盛り上がるポイントを織り交ぜるようにしました。

さらに、
各楽曲を作中に登場する武器に対応付けることで
サントラに深みとまとまりをもたらしました。



というのが今回のサントラの全容ですが、
春のテーマについては、
笛の装飾音やパーカッションが目立つ以外は
わりと王道のコミカルファンタジーオーケストラです。

王国の兵力を長年支えてきた一族の誇りと
主人公の若く瑞々しい側面を表現しています。


新しいことに前向きに挑戦したい時のBGMにいかがでしょうか。


それでは、また1週間後にお会いしましょう。